学費が払えない!大学の除籍と中退の影響の違いは?

学費が払えないと、大学の進学をあきらめている家庭は多いようですね。

 

実際に大学に進学しても、学費を払い続けることができず、中退や除籍処分となる事もあるようです。

 

我が家の双子たちも大学への進学を考えています。

 

まだ進学先を悩んでいるところですが、双子の一人は、「私立の理系で下宿」という一番お金がかかるパターンになりつつあるのです。

 

学費の納付時期は春と秋の2回払が多いですが、すべての学校が同じ日ではないので該当の大学に確認してみてくださいね。

 

前期授業料振替日:5月後半
後期授業料振替日:10月後半

 

又、支払い方法は学校によっては、銀行口座引落や払込用紙での支払い方法となります。

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学費が払えなくなるなんて!どうやって大学は決めたの?

子供が「この大学」と決めた方法は、大学のオープンキャンパスに何校か行った結果、自分のやりたい学科と大学の就職率など考えて決めたようです。

 

双子のうちの一人は、ずっと国公立1本で考えているようですが、こちらも、自分のやりたい事と学科が合ったのです。

 

一般的に進学する大学を決める方法は、

 

  • オープンキャンパスを数校行く
  • 文化祭などのイベントに参加
  • センターの成績次第で、ほぼ決定する

 

最終は、自宅から通える国公立か地方の国公立かになるようです。

 

文部科学省が出している「幼稚園から高等学校卒業までの15年間の学習費総額」を見てみると、

 

  • すべて公立に通った場合では、約540万円
  • すべて私立に通った場合では、約1770万円

 

その差は、最大約3.28倍なのです。

 

この後に大学に進学した場合の1年間の学費は

  • 国立で 647,700円
  • 公立で 666,300円
  • 私立で 1,361,600円

これらの金額が4年~6年間となるのです。

 

さらに、我が子は、国公立の大学に進学した後は、大学院に行くことを考えていると言っていました。

 

親として、子供たちのやりたいことをさせてあげたいと思いますが、現実とならない家庭も多いようですね。

 

私は、幸いにも家賃収入があり、余裕のある生活を送ることができているので子供への教育費用も賄えています。

 

でも、ママ友と話していると、大学進学を断念せざるを得ない家庭が多いことに驚きです。

 

仮に試験にも合格してはれて大学生となっても、学費が払えなくてやめることになったという話も聞きます。

 

確かに、私も3年前まではパートで年収130万円ほどしかなかったので他人事ではないですね。

今回は、学費のことについて色々調べてみました。

 

無理なく使える制度などもあるようなので、参考にしてくださいね。

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学費が払えず滞納を続けると・・・除籍になってしまう!

大学を途中で辞めることは「中退」とひとくくりに考えていましたが、実は2通りの手続きの仕方があるのです。

 

学費が払えなくて大学を辞めることを、大学によっては「除籍」となります。

 

これは、大学によって呼び名が違うこともありますが、「自主退学」とは意味が違ってきます。

 

注意したいのは、うっかりと学費の払い忘れで除籍となる事もあるのです!

 

大学にしたら、「払えないのか」「払い忘れているだけか」判断できないですからね。

 

学費が払えない時の中退と除籍の違い

一般的には「大学中退」とひとくくりとなりますが、除籍と中退の違いは、学校から発行される証明書が変わってきます。

 

除籍となった時に大学から発行される証明書は

 

除籍証明書

 

自主退学(中退)した場合の証明書は

 

大学中退証明書

 

このように証明書の名称が変わるのです。

 

就職するときに、「大学に関する証明書」を求められることがあります。

 

たいていは、「卒業証明書」を提出しますが、大学を辞めた時には上記のような「大学中退証明書」や「除籍証明書」が発行されます。

 

「除籍証明書」だと、学校から除籍処分されているなんて、いったい何をしたのだろう?と、当然企業が受ける印象は悪いですよね。

 

そうならないために、学費が払えなくなったら、除籍となる前に見ずから退学したほうがいいのかもしれないと思いがちですが、実際にはどうでしょうか?

 

学費滞納で除籍になるまでの期間

では、学費が払えなくて滞納していた場合、除籍となるまでどれぐらい猶予があるのでしょうか?

 

滞納から除籍になるまでの期間がどれぐらいか、すべての大学は載せれなかったのですが、大学別に一覧にしてみましたので参考にしてください。

変更となっているかもしれないので、気になる大学には直接問い合わせをして下さいね。

 

この一覧を見ていると、学費の納付から除籍まで短い大学で1ヶ月ほどです。

 

国公立は比較的余裕がありますね。学期末まで余裕のある大学や1年以上の猶予がある大学もありますね。

 

払えないと分かった時点で、大学に相談に行ってみましょう!アドバイスをもらえます。

 

また、除籍後に復籍できる大学がほとんどです。

 

もちろん、一旦除籍となった学期の単位などは消滅してしまいます。

 

3年の時に除籍となった場合は、2年までしか籍を置かなかった事になります。

 

また、3年生の単位が消滅しているので、復籍した場合には新たに3年生の単位も取り直さないといけません。

 

せっかく復籍したのに、単位が足りなくて進学できなくなったなんて事がないように気を付けないといけないですね。

 

復籍の方法は、滞納した学費の納入を行い、再入学願の提出がほとんどです。

 

こちらも、大学によっては申請時期なども決められているので、問い合わせをしてみましょう。

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学費が払えないときの大学別解決法

学費の滞納や除籍などの手続きについては、大学によって対応が変わってきます。

 

大学の学費の納入期限は、ほとんどが前期と後期の2回に分けて納めるのがほとんどです。

 

その為、10月末と5月末が納入期限となっております。私立大学の場合は、9月と4月という場合もあります。

 

この期限までに支払が出来なかった場合でも、猶予期限を設けている大学がほとんどです。

 

大学によってばらつきは有りますが、

 

延納と分納

 

などの支払い方へ変更してくれます。

 

国公立の場合は、更に免除制度を設けている大学も多いです。

 

滞納している学費の免除

国公立大学と私立大学での対応の違いですが、国公立大学の方は経済的理由での滞納者にたいして措置があるようです。

 

経済的理由で支払えない学生で、なおかつ学業が優秀な者に対して。

 

両親などの学費負担者が死亡した場合で、授業料の支払いが困難な学生。

 

両親などの学費負担者が、風水災害などの被害を受けて支払いが困難な学生。

 

その他に、大学側が「やむを得ない事情」と認めたものに対して、授業料の一部または、全額免除になる可能性が有ります。

 

しかし、私立大学はそれほど甘くは無いようですね。

 

成績優秀者だと免除になる制度を取り入れている大学はありますが、経済的理由での学費免除は余りません。

 

入学してから継続して良い成績を持続していれば授業料の全額や半額免除になることがあるようです。

 

ただ、国公立大学でも、学費免除の申請条件に「学費を滞納している場合」と明記している大学も多いです。

 

滞納理由が、大学側の「止む得ない事情」と認めてもらえるなら可能性はあるかもしれません。

 

学費免除の申請が出来る成績を常に収めて置く必要がありますね。

 

その為にも、アルバイトや遊びに時間を使いすぎないように子供にいい聞かせておく必要があります。

延期すれば支払える場合

半期ごとの納付期限を設けている大学がほとんどですが、その期限までに支払ができなかった場合は、待ってもらうことは可能でしょうか?

 

延納手続き

 

を取れるのかどうか?が気になるところですね。

 

この支払を一定期間待ってもらう延納制度を設けている大学は多いですね。

 

手続きに方法は、延納を希望する学生は申請書を提出します。

 

この申請書は、大学によって受付する期間も決まっているので、その期間内に申請するように気をつけないといけません。

 

申請書には、「学籍番号」「氏名」「保証人」の氏名と押印が必要となります。

 

更に、延納を希望する理由を記載しないといけません。

添付する書類は必要ないようです。

 

申請先は大学によって名称が変わりますが、「学生課」などになりますね。

 

HPから申請書のダウンロードが出来る大学もあるので一度自分の大学のHPをじっくりと見ておきましょう。

 

延納に期間も大学によってまちまちです。

 

一般延納と特別延納の2種類を設けている大学もあります。

 

それぞれで、延納期間が異なります。特別延納なら6ヶ月の期間を認められる大学も有ります。

 

一般延納と特別延納の両方の申請が必要であったり、学生の面談が必要であったりと大学によって対応は違ってきます。

 

学費の未納分の分割払い

学費の分割払いについてはどうでしょうか?

 

大学では、免除・延納と分割にも対応してくれているところがほとんどです。

 

年に2回だと、1回に支払う金額も大きくなります。

 

奨学金を受けている学生でも、奨学金は毎月振り込まれるので、貯めておかないといけません。

 

分割払いが可能なら、奨学金とバイト代とでそれほど負担なく納付することが可能です。

 

分割を希望する場合も、期限内に申請をしないといけません。

 

申請書の内容は「学籍番号」「氏名」「保証人の氏名押印」と分納する理由です。

 

分納の回数は大学によって異なります。2~6回ほどが多いのですが、国公立大学の場合は、月謝支払いを受け付けてくれる大学も有ります。

 

延納と分納の両方を行う大学と、どちらか一方しか対応していない大学とあるので、ご自分の大学がどうなのかは調べておきましょう。

 

又、「延納」「分割「免除」は重複しての利用は不可です。

 

その支払い方が自分にとって良いのかも考えて申請しましょう。

 

又、申請の審査に通らなかった場合は、普通に納付しないといけないで、それも合わせて考えておきましょう!

大学除籍後の就活への影響

では、大学を除籍となった場合はどのような影響があるのでしょうか?

 

大学への進学率は年々たかくなっています。

 

私が高校生の頃は、商業高校や工業高校以外の普通校から就職する人も多かったです。

 

大学も2年制の短期大学の学校数も多くて、4年制大学への進学率は多いとは言えませんでした。

 

こちらの表は、「文部省」が出しているアンケート調査結果となります。

私が高校卒業したのが昭和63年でしたが、その時の大学進学率はわずか25%程です。

 

今は、その倍近い進学率で45.5%となります。

 

そして、大学に入学してから4年で卒業した割合は、78.7%です。

 

入学した学生のうちほとんどが4年で(医療系は6年)で卒業しています。

 

留年する学生や、休学する学生の人数を考えると、中途退学(除籍を含む)した学生は僅かとなります。

 

企業側から見て、4年で卒業した学生と中途退学した学生とではどちらの方を選ぶでしょうか?

 

ましてや、自分の意志でやめる自主退学と、

 

大学から強制退学となる「除籍」とでは・・・

 

明らかに、就職に不利になり就職活動は困難になると思われます。

学費が払えなくなった時に相談するところ

では、学費が払えなくなった時に相談するところを紹介いたしますね。

 

いくつかあるので、必要な先を押さえておきましょう

大学の窓口

まずは、大学の窓口、「学生課」「財務課」などで相談しましょう!

 

大学によって違いはありますが、「延納」「分納」「免除」などの対応をしているところがほとんどです。

 

「延納」「分納」の期間や回数などは、大学によって異なります。

ただ、申請時期などがあったり、特定の条件を満たす必要があります。

 

休学するというのも一つの手ですね。

 

在籍費用や諸費用の数万円は徴収されますが、休学中は学費は免除されます。

 

休学すると、4年での卒業はできなくなりますが、「除籍」や「中退」よりは「卒業」の方が将来的にも印象が良いですね。

日本学生支援機構

ります。

 

「日本学生支援機構」などの貸与型と返済の不要な「給付型」とあります。

 

「給付型」の奨学金は、やはり成績優秀者などハードルが高いですが、一度申請してみるといいと思います。

国の教育ローン

国の教育ローンだと、一括で借りることができます。

 

保護者などの収入条件がありますが、金利は1%で低金利で、いつでも受付をしています。

 

ただ、在学中に返済がはじまるので、返済できるめどが必要です。

 

在学中の返済に関しては「元金据え置き」も可能です。

今回は、学費が払えない!除籍と中退の影響の違いは?についてお伝えしてきました。

民間教育ローン

金融機関で行っている「教育ローン」ですが、担保の必要なものと不要なものとがあります。

 

担保が不要なものは、その分金利は高めに設定されています。

 

りれる金額は、300万円~500万円ぐらいでしょう。

 

金利も大手都市銀行で3~4%となり、貸与型の奨学金と比べると高いですね。

 

審査が早いのが特徴ですが、返済は在学中からとなります。

 

なお、ほとんどの銀行では在学中の返済は利息のみと対応してくれますが、返済期間は最長で10年ほどでしょう。

 

まとめ

 

私も3人の子供を育てていて大学への進学を控えています。

 

さらに、双子ということもあり、学費などすべてがダブルできます。

 

主人の両親から「共稼ぎはせずに家にいてくれ」と言われて、出産後は仕事はやめて子育てをおこなってきましたが、経済の悪化に伴い主人の給与は下がる一方でした。

 

そして、パートをしながら子育てを行ってきたのでしたが、生活費をカバーするだけでも精一杯でした。

 

そして、上の子供が中学生の時に不動産を取得し家賃収入を得るようになったのです。

へそくりの貯め方はこちらの記事を参考にしてください^_^

 

そのおかげで、進学塾にも三人とも通わすことができ、私立の高校にも活かすことができました。

 

そして、大学の進学も行きたい大学に行かせることができるのです!

 

子供たちの「やりたい!」という気持ちを大切にできる事が、親としてうれしいことです(^^♪

 

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