私が不労所得について、本格的に考えるようになったのは、40代になってからでした。
それまでは、「家賃収入があればいいな~」と漠然とした思いだけでした。
私が20代の頃は、バブルがはじけたところでした。
周囲の不動産投資や株をしていた人達もかなり痛手をこうむっていました。
その時は気づかなかったのですが、同じ不動産投資をしていた人でも痛手をこうむった人とそうでない人とに別れていたのです。
商業ビル等や億ションに投資をしていた人は痛手をこうむっていたのですが、一般的な住居を投資物件として購入して家賃収入を得ていた人は、大丈夫だったのです。
リーマンショックの時もそうでした。
住居としての物件から家賃収入を得ていた人は、あまり痛手をこうむっていなかったのです。
不動産投資と言っても、売買差益で利益を上げる方法と、家賃収入等で利益を上げる方法の2通りあります。
初心者が始めやすいのは、家賃収入で利益を上げる方法ですね。
不労所得の作り方として、世の中の景気に左右されず、安定的に収入が入る方法はコレしかない!
今では、そう考えるようになり、そのために、20代という早いうちに準備することをおススメいたします。
不労所得の作り方として、20代に、これだけやっていれば大丈夫という3つについてお伝えしていきますね。
不労所得の作り方!20代で貯金はいくら必要?
私がお伝えする不労所得の作り方は、「不動産投資」です。
世間一般に言われる「不労所得」の中でも、本当の不労所得は
家賃収入
だと思います。
他にどんな不労所得があるのか気になる方はこちらの記事をご覧ください
>>>不労所得のランキング紹介。安定収入が得られるのはコレ!
では、不動産投資をするにはいくらぐらい必要なのか?気になりますよね。
一般的に「不動産」と聞くと高額なイメージがあり、自分には無理だと思いがちです。
でも、果たしてそうなのでしょうか?
私が不動産を購入したのは40代半ばでしたが、その時の貯金はわずか300万円でした。
この300万円も貯金を意識したのは2008年のリーマンショック以降でしたので、7年かかっています。
7年でたったの300万円???と思われるかもしれませんが、当時は13万円の住宅ローンがある中で、主人からの生活費は19万円でした。
その為、3人の子どもを育てながらパートや掛け持ちのバイトをして貯金していったのでした。
寝る間を惜しんで働き、すき間時間を利用したSOHOに単発のバイトと頑張って働いてようやく貯めたのです。
「ちりも積もれば山となる」
- 銀行を変えて利息の高いところで定期預金を移動
- クーポンを使ってレジャーや外食を楽しむ
- ミステリーリサーチとしてUSJや飲食店を格安や無料で利用
- 株主優待を使って外食や高級菓子を楽しむ
- 株主の配当金をコツコツ貯める
少しでもお金をかけずに楽しんで、節約生活を送っていました。
20代のあなたなら、もっと貯金が出来ることと思います。
私と同じように300万円を一つの目標にしてみませんか?
私は、この300万円で物件代金と諸経費を支払いました。
そして、建物はリフォームローンを使ったのです。
1ケ月5万円の貯金をしていくと5年で300万円貯まります。
1ヶ月8万円貯金が出来るなら3年と2ケ月です。
不労所得を作るために、20代のうちに300万円を目指しましょう!
不労所得の作り方!20代で大家になる心構え
不労所得を作り方の前に必要なのが、「大家」としての心構えです。
「大家」という事は、あなたは「事業主」です。
サラリーマンが楽だとは言いませんが、「事業主」となると責任と自覚を持たないといけません。
そうです、事業主というのは「社長」です。
兼業で大家をする場合も、あなたが決めて、金銭の支払いや受け取りをするのです。
家賃収入として収入を得るために必要な業務は以下の通りです。
- 入居者の確保
- 退去時の立会い
- リフォームの手続き
- 不動産会社との関係
- 管理会社との関係
- 管理費・修繕積立金の支払
- 固定資産の納付
- トラブル対応
これらの対応が必要となります。
この中で、ほとんどの業務が管理費を支払って、管理会社に任せれることもあります。
そうなると手間もだいぶんと省けますね。
管理会社を使うのかどうか、
管理会社を使う場合は、どこの管理会社を使って支払金額はいくらにするのか?
そのような細かいことも自分で決めないといけません。
もちろん、書類の保管も自分で行います。
あれもこれもやる事が増えると、副業でやろうと思っても面倒臭い~と思ていませんか?
ココでは、20代という利点を大いに活用しましょう!
経験が少ないといって「アドバイス」をもらう事が出来るのも20代の利点です。
人間は人に頼られると嬉しいものです
更に、素直に聞いてくれるといくらでもアドバイスするものです。
銀行関係や不動産会社、管理会社等の人たちと知り合い、教えを乞う事で自分の知識が増えていきます。
そして、人間関係も構築されていきます。
不動産投資を継続して行うためにも、人との付き合いを大切にしていきましょう!
物件を見る目を養うためにも
銀行融資をスムーズに受けるためにも
良い物件情報を得るためにも
20代という利点を大いに活用して、アドバイスをもらいましょう!
初めから社長としてふるまう事は出来なくて当然です。
否、やってはいけません。
謙虚に教えを乞う事で、不労所得を作るうえで20代ということを利点に変えていきましょう!
不労所得の作り方!20代で知っておくべき税金について
パートやサラリーマンをしていると、税金については知らない事は多いのではないでしょうか?
自分で計算する機会もないですね。
買い物で消費税を支払うぐらいしか実感はないのではないでしょうか?
お給料に関しては、毎月会社が計算して手取り金額が振り込まれます。
所得税の計算も会社がしてくれます。
実際には、給与の中から社会保険や年金、雇用保険、所得税、住民税等が引かれて手取り金額が口座に振り込まれます。
そして、毎年年末に行う「年末調整」で会社がすべて行ってくれます。
ほとんどの人が、会社の担当者に言われて「生命保険」の書類を会社に持っていき、書類の記入をしたのではないでしょうか?
住宅ローンや医療費控除等がある人は確定申告を行う事はあるでしょう。
でも、これからは投資を行うと事業主としての青色申告が必要となってきます。
昔は、経費等の処理が面倒な為に白色申告を行う人も多かったのですが、今では経理ソフトのフリーソフトでも簡単に使えるものが増えています。
入力も簡単で、集計もすぐに出来ます
是非青色申告の手続きを行いましょう
青色申告の1番のメリットとして、赤字の繰り越しが出来るのです。
特に、不動産投資を始めた初年度は、支払いが多くなります。
- 物件価格
- 司法書士費用
- 不動産取得税
- 仲介手数料
- リフォーム代
- 備品・消耗品
これらの支払いが、収入金額よりも多くなっていき、結果赤字となるケースが多いです。
その赤字部分が、パートやサラリーマンでの年収と合算して確定申告する事で、所得税の還付を受けれる事があるのです。
実際に事業を始める前に知る事で、より多くの還付が受けれる可能性が高いので、ぜひ税金面についても勉強しておきましょう。
税金についての詳しい記事はこちらを確認してください。
まとめ
不労所得の作り方!20代でやるべきことを3つお伝えしてきました。
1.貯金はいくら必要?
2.大家になる心構え
3.知っておくべき税金について
貯金については、私が実際に物件を購入した時の金額を目安としてお伝えしています。
実際には、貯金が無くても全額銀行融資で物件を買う事も出来ますが、銀行に対しての信用度が人によって様々です。
貴方の勤務歴や会社の情報、年収によって融資が決まってきます。
少しでも頭金に使えるお金がある方が融資が通りやすいのです。
融資を受けれるならば、レバレッジを効かすことが出来るので早くに回収出来てお勧めではあります。
それに、大家としての自覚は、いうなれば「実業家」としての心構えと同じです。
自分の収入・資産を安定させて増やすために人脈と知識を培っていくのです
20代という利点を生かして「教えを乞う」ことを行いましょう!
貪欲に知識と人脈を自分の物にしていくことで資産は増えるでしょう。
そして、増やした資産を守るためにも税金面についても知識を入れておきましょう。
納税の義務はもちろんあります。
でも、必要以上に納税する必要はありません。
正しい知識を身に着けて、正しい納税を行い、自分の資産を守りましょう。
20代だからこそできることです。
今の世の中、年金に関しても不安だらけですね。
将来年金がもらえるのか?
会社に定年まで勤め続けることが出来るのか?
自分の老後だけではなく、自分の子どもたちへの学費や結婚費用など、お金のかかることは次から次へとやってきます。
そんな将来の為に自分で出来ることは何かないか?
早い段階で準備する方が安心ですね。
不労所得を手に入れるということは、将来の安定ももちろんですが、自由が手に入るのです。
その自由とは、
- 時間の自由
- お金の自由
手に入れた自由を使って、あなたは何がしたいですか?